茅の輪お札奉斎について
本年の例大祭は、誠に残念ながら世情のコロナ禍を考慮し、地域の安寧と無病息災を祈念する祭儀のみとし、7月30日に本殿にて斎行致します。例年であれば、神輿渡御やお神楽など様々な奉納神事がなされ、また多数露店の出店もあり広く氏子区域を賑わせますが、本年は、神賑行事の多くを自粛とさせて頂きます。
さて、夏祭りの自粛を余儀なくされ、氏子崇敬者の皆様には大変残念な思いと、このコロナ禍に不安を抱えていることと存じます。その事を総代と話し合い、皆様の健康と1日も早い疫病鎮静を切に願い、氏子区域に当社より茅の輪お札を頒布させて頂くこととなりました。
〝遠く神代の昔、旅をするスサノオノミコトに宿を貸し、厚くもてなした蘇民将来は、その恩として茅の輪を腰につけることで邪気を祓うと教えられ、疫病から難を逃れることができました〟
この蘇民将来(そみんしょうらい)の故事に基づき、各家庭に邪気や疫病が入り込まない様に、お札をお祀りしてください。このお札は、蘇民将来の茅の輪の絵図と当社家に代々伝わる祓いの丸印を朱で押印した特別な護符として奉製致しました。各家の玄関先に奉斎してください。
また、夏越し茅の輪神事『かわらべさんのていねっこぐり』も茅の輪を例年よりも長い間境内に据えておきますので、どうぞお参りください。
・茅の輪お札奉斎
奉斎方法 邪気や疫病を退ける様、玄関先に貼り付けてお祀りしてください(神棚可)
奉斎期間 令和2年7月〜令和3年7月30日まで(約1年とお考えください)
※茅の輪お札の授与をご希望の方は、当社までお問い合わせください。
・茅の輪くぐり
神事場所 境内石鳥居に据えてあります ご参拝も兼ね茅の輪くぐりにお越しください
期 間 令和2年7月30日〜8月15日の間